タンニン

俗にタンニンと呼ばれますが、コーヒーに含まれているものは一般にはクロロゲン酸類と呼びます。
簡単にいいますと『渋み』で、コーヒーの場合は過剰抽出になると顕著に出てきます。
タンニンには、胃液の分泌を促したり、活性酸素を消去するという働きがあります。

タンパー

エスプレッソマシンのフィルターバスケットにコーヒー豆の粉を詰め込む道具です。

タンピング

タンパーを用いてフィルターに詰め込む作業をタンピングといいます。
タンパーの選択やタンピングの微妙な操作によってエスプレッソの仕上がりが大きく変わるといわれています。

チャフ

焙煎の過程で発生する微塵で、生豆に付着している銀皮(シルバースキン)という薄い皮やほこりなどをいいます。
多くはサイクロンにたまり、一部は焙煎の過程で燃えます。

チェリー

コーヒーは熱帯に自生もしくは栽培されるアカネ科の常緑木本で、開花、結実します。
その実が、さくらんぼに似ているため、チェリーとも呼びます。

抽出

コーヒーを粉砕し、湯(水)によりその成分を適正に溶解し、好ましい香味を引き出すことです。
焙煎度合い、粉の粒度、湯の温度、抽出時間により香味が変動します。

トレーサビリティ

生豆の生産、流通の履歴を意味します。
コーヒーがどこの国の、どの地方の、どの農園のもので、どのような作り方がされたかの履歴がわかることにより、
香味の追求やコーヒーの安心・安全に寄与することになります。

ドリッパー(フィルター)

コーヒーを抽出する器具で、綿ネルのこし袋やペーパーフィルターにコーヒー粉を入れ、熱湯を注いでコーヒー液を
浸出させます。
1つ穴や3つ穴式、台形や円錐形など、たくさん種類があります。コーヒードリッパーともいいます。

ドリップ(コーヒー)

コーヒーの淹れ方のひとつです。布や紙のフィルターの上に、挽いたコーヒー粉を入れ、上から熱湯を注いで漉(こ)す
抽出方法です。

トルココーヒー

コーヒーの抽出方法の一種で、水から煮立てて、上澄みだけを飲む方法です。
現在でも、この伝統的なコーヒーの飲用法は、中東・北アフリカ・バルカン諸国で飲用され、
トロリとしたコク、濃厚な味わい。
後味は意外にあっさりしており、コーヒーの原点ともいわれています。